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和漢比較文学叢書 第1期

第1巻 和漢比較文学研究の構想

汲古書院刊

4800円

1986年3月刊

ISBN:4-7629-3225-6

  • ○和漢比較文学の諸問題 大曽根章介
  • ○和漢比較と漢和比較 坂田新
  • ○和漢比較文学研究史管見―昭和三十年代以後における一側面 金原理
  • ○漢文学と日本の叙情詩―言語と詩形を中心にして 小沢正夫
  • ○日本の神話と中国の文化―鳥船再考 福島秋穂
  • ○物語の先行文芸としての漢籍 目加田さくを
  • ○王朝和歌と漢詩文―古今集歌を中心に 渡辺秀夫
  • ○中世における源氏物語研究と蒙求 池田利夫
  • ○仏伝文学の中国的展開と日本的展開―悉達太子檀特山修行説話をめぐって 黒部通善
  • ○則天文字の成立とその本邦将来―『千唐誌斎蔵誌』拓影墓誌を中心にして 蔵中進
  • ○『幼学指南鈔』小考 山崎誠
  • ○白詩受容の一側面―神田本新楽府の訓みについて 津田潔
  • ○日本仏教における仏典引用と成文法―成賢作『臨終行儀』の場合 山田昭全
  • ○〈シンポジウム〉和漢比較文学の構想 小沢正夫ほか
  • ○陽明文庫漢籍分類目録 松尾肇子編

第2巻 上代文学と漢文学

汲古書院刊

6311円

1986年9月刊

ISBN:4-7629-3226-4

  • ○初期万葉と漢文学―訓読の問題をめぐって 伊藤博
  • ○万葉集と中国文学―人麻呂における受容と変容 稲岡耕二
  • ○人麻呂と漢文学―石見相聞歌の場合 渡瀬昌忠
  • ○大伴家持の漢詩文 小野寛
  • ○古事記と漢文学 西宮一民
  • ○天武紀とその周辺―道教・緯書に関連して 矢作武
  • ○風土記の地名説話と中国の地名説話 長野一雄
  • ○日本霊異記と冥報記 八木毅
  • ○『懐風藻』と中国文学 高橋庸一郎
  • ○『懐風藻』の押韻―韻の偏りの意味するもの 月野文子
  • ○古代の表記法について―比較文化・文学の視点から 鶴久
  • ○正倉院日名子文書の「造菩薩願文」―釈霊実撰『鏡中集』との関連をめぐって 東野治之
  • ○自証房覚印の訓点について 築島裕
  • ○研究文献目録上代篇

第3巻 中古文学と漢文学 I

汲古書院刊

6311円

1986年10月刊

ISBN:4-7629-3227-2

  • ○〈侍臣〉攷―古今和歌集歌人の官職と律令 新井栄蔵
  • ○「幽玄」の源流と平安文学への反映 梅野きみ子
  • ○『新撰万葉集』における「和」と「漢」―在原棟梁歌「秋風に綻びぬらし藤袴」を手掛りに 泉紀子
  • ○和歌と漢詩文―後拾遺時代の諸相 川村晃生
  • ○賀茂斎院の生活と文学―有智子内親王の漢詩と選子内親王の和歌 所京子
  • ○平安朝七夕考説―詩と歌のあいだ 吉川栄治
  • ○弓張月攷―「照る月を弓はりとしもいふことは」の周辺 丹羽博之
  • ○冬夜の詠―平安詩歌における「夜」の展開と貫之 三木雅博
  • ○平安朝漢詩文における縁語掛詞的表現 工藤重矩
  • ○王朝漢詩の表現覚書―王朝詩と白詩と 本間洋一
  • ○嵯峨詩壇の中唐詩摂取に関する試論―「落花篇」と韓愈 大塚英子
  • ○小野篁―承和期の文人の一典型として 藤原克己
  • ○紀長谷雄『競狩記』について 蔵中スミ
  • ○研究文献目録 中古篇 1(昭和四十年~昭和五十九年)

第4巻 中古文学と漢文学 II

汲古書院刊

6311円

1987年2月刊

ISBN:4-7629-3228-0

  • ○平安朝の物語と漢詩文 今井源衛
  • ○中国文学と王朝物語―『斑竹姑娘』と『竹取物語』との関係 岡村繁
  • ○『竹取物語』と漢文学 奥津春雄
  • ○伊勢物語と漢文学 上野理
  • ○源氏物語と史記 鬼束隆昭
  • ○源氏物語の女性像と漢詩文―帚木三帖から末摘花・蓬生巻へ 新間一美
  • ○法華霊験譚の享受と編纂―唐代験記類と百座法談聞書抄・探要法華験記・今昔物語集・本朝法華験記 森正人
  • ○唐物語の表現形成 小峯和明
  • ○『千載佳句』から『和漢朗詠集』へ―白詩を中心として 太田次男
  • ○和漢朗詠集異文考 柳瀬喜代志
  • ○源経信―その詩人としての側面 金原理
  • ○『石清水不断念仏縁起』考・附訳註―延久二年の後三条天皇・大江匡房と八幡信仰 吉原浩人
  • ○大江匡房「詩境記」私注 後藤昭雄
  • ○『新撰朗詠集』の後代への影響管見 柳沢良一
  • ○『法性寺殿御集』考 佐藤道生
  • ○研究文献目録 中古篇 2(昭和四十年~昭和五十九年)

第5巻 中世文学と漢文学 I

汲古書院刊

6311円

1987年7月刊

ISBN:4-7629-3229-9

  • ○藤原定家と漢文学 長谷完治
  • ○詩句題詠における二つの態度―「文集百首」の慈円と定家 佐藤恒雄
  • ○京極為兼の八景歌 岩佐美代子
  • ○心・意・識の論と和歌注釈 赤瀬信吾
  • ○仏会歌謡小考 関口静雄
  • ○東寺宝菩提院蔵安居院流の唱導書をめぐって 清水宥聖
  • ○『湯山聯句(鈔)』の典拠詩―杜甫・蘇軾・黄庭堅の場合 朝倉尚
  • ○類書の伝来と金言集 遠藤光正
  • ○伊勢物語注釈と尚書―三条西家における伊勢物語理解の一面 山本登朗
  • ○陽明文庫蔵「猪隈関白記紙背詩懐紙」 大曽根章介ほか翻字
  • ○研究文献目録―中世篇1(昭和四十年~昭和五十九年)

第6巻 中世文学と漢文学 II

汲古書院刊

6311円

1987年10月刊

ISBN:4-7629-3230-2

  • ○中世散文学と漢文学―十訓抄を中心として 竹村信治
  • ○『撰集抄』における禅の受容について 渡辺信和
  • ○中世説話集における『和漢朗詠集』受容の一面 小島孝之
  • ○中世漢文学の一隅―「南家ノ儒者刑部少輔仲範」を例にして 牧野和夫
  • ○お伽草子「二十四孝」誕生前夜 徳田和夫
  • ○御伽草子と中国説話―『浦風』をめぐって 浜中修
  • ○『保元・平治物語』の漢籍をめぐって 大島竜彦
  • ○『平家物語』における『史記』機能―義仲と頼朝の不和をめぐって 山下宏明
  • ○眉間尺外伝―孝子伝との関連 黒田彰
  • ○『曽我物語』の故事説話の位相 村上学
  • ○『明徳記』一、二類本のあいだ 長谷川端
  • ○中世紀行文の位相―海道記をめぐって 長崎健
  • ○能における漢詩文の受容 竹本幹夫
  • ○中世前期古今和歌集注釈書四種引書一覧―顕注・顕注密勘・為相注・毘沙門堂注 新井栄蔵
  • ○研究文献目録中世篇2(昭和40年~昭和59年)

第7巻 近世文学と漢文学

汲古書院刊

6311円

1988年6月刊

ISBN:4-7629-3231-0

  • ○京学の唐詩選
  • ○智仁親王の漢文学―古今伝受後の智仁親王(四)
  • ○近世俳諧と漢文学―蕪村『宇治行』の白詩受容をめぐって
  • ○『高名太平記』と漢文学
  • ○三言と英草紙―三現身包龍図断寃を中心に
  • ○『西遊記』と『通俗西遊記』
  • ○秋成と『論衡』―「命禄」を中心に
  • ○『三国悪狐伝』と玉藻前説話の変容
  • ○二つの『絵本漢楚軍談』と『西漢演義』
  • ○「人心不同如面」―成語をめぐる和漢比較論考
  • 〔ほか〕

第8巻 和漢比較文学研究の諸問題

汲古書院刊

5500円

1989年3月刊

ISBN:4-7629-3232-9

  • ○帷幄の裏―北塞の家持 山口博
  • ○平安時代における賦の変遷―制作の場を中心に 田坂順子
  • ○天狗像前史―今昔物語集へ 山根対助
  • ○図書寮本『類聚名義抄』所引の「類云」とは何か 西原一幸
  • ○「人虎伝」と「山月記」―詩を手がかりに 荘司格一
  • ○『蒙求』型類書の世界 相田満
  • ○荘子解釈上の一問題―養生主篇の「指」の字をめぐって 綿本誠
  • ○日漢比較語法における二重性品詞―発想系列による品詞分類法 徳田政信
  • ○漢字文化圏の訓読現象 金文京
  • ○中国における日本古典文学の翻訳と研究 坪井佐奈枝
  • ○和歌・俳句の漢訳―『和漢比較文学叢書』のために 李芒著 鈴木義昭訳
  • ○香炉峰探訪記―付、中国の国語教科書(語文)所載「古典題目」一覧 佐治圭三
  • ○宮内庁書陵部蔵『詩序集』 大曽根章介、佐藤道生翻字
  • ○研究文献目録 一般その他篇―昭和40年~59年

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