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和漢比較文学叢書 第2期

第9巻 万葉集と漢文学

汲古書院刊

6311円

1993年1月刊

ISBN:4-7629-3233-7

  • ○飛天の末裔―采女
  • ○「孋」の誕生とその周辺―人麻呂の創意
  • ○人麻呂と漢文学
  • ○人麻呂歌集と漢文学―七夕歌の月の使者
  • ○憶良の挽歌意識と『文選』
  • ○赤人の玉津島讃歌と望祀
  • ○家持の漢語表現
  • ○万葉集における漢語と表記―文字表現をめぐって
  • ○『懐風藻』から『万葉集』を見る
  • ○『万葉集』の匂いと『懐風藻』の匂い―和漢の匂いの文化の相違について
  • ○大津皇子「臨終」詩群の解釈
  • ○石上乙麻呂の表現について
  • ○侍宴応詔詩の表現―「芳塵」と「聖塵」の語をめぐって
  • ○『懐風藻』の詩風の継承と展開―『文華秀麗集』遊覧の詩を中心として
  • ○万葉集と漢文学―昭和40年以降の研究動向と展望

第10巻 記紀と漢文学

汲古書院刊

6311円

1993年9月刊

ISBN:4-7629-3234-5

  • ○記紀と漢文学 八木毅
  • ○古事記の対偶的漢語の訓読について 金井清一
  • ○古事記の音仮名表記と訓字表記 山口佳紀
  • ○古事記の仮名表記と訓読 菊川恵三
  • ○古事記の漢語表現 戸谷高明
  • ○海神の宮訪問譚をめぐって 福島秋穂
  • ○仁徳聖帝記と中国思想 長野一雄
  • ○『古事記』と漢文学 及川智早
  • ○日本書紀と漢文学 西宮一民
  • ○『日本書紀』の被動式に異議あり 榎本福寿
  • ○日本書紀の天皇像と漢文学 青木周平
  • ○日本書紀と漢訳仏典 瀬間正之
  • ○日本霊異記と漢文学 矢作武
  • ○平城宮木簡にみえる『聖母神皇集』をめぐって 東野治之
  • ○上代漢文伝の達成と『続日本紀』 蔵中しのぶ
  • ○国書 蔵中進

第11巻 古今集と漢文学

汲古書院刊

6311円

1992年9月刊

ISBN:4-7629-3235-3

  • ○万葉集から古今集へ 山口博
  • ○王朝詩歌の表現位相 渡辺秀夫
  • ○古今集以前 波戸岡旭
  • ○古今集への道 谷口孝介
  • ○『新撰万葉集』巻頭歌の意味と位置付け 泉紀子
  • ○古今和歌集真名序の「業和歌者」をめぐって 工藤重矩
  • ○『古今和歌集』序文に見られる「艶流」批判とその源流 梅野きみ子
  • ○藤詠考 安田徳子
  • ○平安朝七夕再説 吉川栄治
  • ○小町の夢・鶯鶯の夢 大塚英子
  • ○『扶桑集』と三代集 田坂順子
  • ○『後撰集』と漢文学 木藤智子
  • ○「見渡せば」と「眺望」詩 近藤みゆき
  • ○平安前期の歌論と中国詩論 小沢正夫
  • ○古今集と漢文学 丹羽博之

第12巻 源氏物語と漢文学

汲古書院刊

6311円

1993年10月刊

ISBN:4-7629-3236-1

  • ○前期物語と漢詩文「漢文述作と物語」―『竹取物語』を中心に 渡辺秀夫
  • ○伊勢物語と漢文学 上野理・宮谷聡美
  • ○源氏物語と史書と列女伝と 田中隆昭
  • ○源氏物語と唐代伝奇―空蝉の物語をめぐって 高田祐彦
  • ○砧の女と梟の院―夕顔の巻の仕掛け 天野紀代子
  • ○源氏物語と白氏文集―末摘花巻の「重賦」の引用を手がかりに 藤原克己
  • ○元白・劉白の文学と源氏物語―交友と恋の表現について 新間一美
  • ○親への思い―奝然の願文 柳井滋
  • ○藤原為時の文学世界と『源氏物語』―詩人の為時と説話の為時と 佐伯雅子
  • ○具平親王の生涯(下) 大曾根章介
  • ○「贄を御まへの庭にとりおく」こと―大鏡「済時」伝再考 今浜通隆
  • ○『栄花物語』の表現性―死の叙述をめぐって、和漢の地平 加藤静子
  • ○『和漢朗詠集』の部立「白」に関する考察―『和漢朗詠集』の構成ならびに周辺の文学を視野において 三木雅博
  • ○文は、願文・表・博士の申文―『枕草子』と漢文学 後藤昭雄
  • ○源氏物語研究史展望―(昭和四○年~昭和五九年)漢籍編1 津田潔

第13巻 新古今集と漢文学

汲古書院刊

6311円

1992年11月刊

ISBN:4-7629-3237-X

  • ○廃園の風景 川村晃生
  • ○いわゆる狂言綺語観について 三角洋一
  • ○中世私家集の世界と漢文学 本間洋一
  • ○漢故事題和歌からみた中世類題集の系譜 三村晃功
  • ○詩歌合の世界 大伏春美
  • ○『百人一首』 柳沢良一
  • ○『両度聞書』と『毛詩』 浅見緑
  • ○『〔テキ〕金抄』の撰者 佐藤道生
  • ○式子内親王と漢詩文 錦仁
  • ○慈円『文集百首』考 石川一
  • ○藤原良経の漢詩的なもののはたらき 大岡賢典
  • ○藤原定家の漢詩 佐藤恒雄
  • ○定家と『明月記』 松村雄二
  • ○足利直義 堀川貴司
  • ○新古今集と漢文学 長崎健、相田満

第14巻 説話文学と漢文学

汲古書院刊

6311円

1994年2月刊

ISBN:4-7629-3238-8

  • ○今昔物語集震旦部仏来史譚資料に関する一二の問題 本田義憲
  • ○今昔物語集と漢文資料 宮田尚
  • ○今昔物語集と<漢>的言説 前田雅之
  • ○白日昇天の夢 中前正志
  • ○仙境への想い―本朝神仙伝 千本英史
  • ○神仏習合思想史上の大江匡房 吉原浩人
  • ○世継の翁と<百錬鏡> 森正人
  • ○『撰集抄』における漢詩文の受容 沼波政保
  • ○天竺の長者説話 渡辺信和
  • ○中世説話の表現形成と修辞 竹村信治
  • ○『付喪神記』と中国文献 田中貴子
  • ○杭(明)州刊本類舶載を通してみた宋代“文物”の我邦“文物”への影響 牧野和夫
  • ○説話と注釈 小峯和明
  • ○長谷聞書のこと 黒田彰
  • ○新羅征討説話と記家の言説 小川豊生
  • ○日朝草案抄と合譬集 山崎誠

第15巻 軍記と漢文学

汲古書院刊

6311円

1993年4月刊

ISBN:4-7629-3239-6

  • ○『将門記』の文章 村上春樹
  • ○金刀比羅本『保元物語』の詞章構成 須藤敬
  • ○『平治物語』における漢籍と中国故事の摂取 日下力
  • ○軍記物語の政道観をめぐって 弓削繁
  • ○軍記物語と寺院の“学文(学問)”周辺 牧野和夫
  • ○延慶本『平家物語』の対中国意識について 平野さつき
  • ○夷狄観念の受容 佐伯真一
  • ○屋代本と覚一本の間 松尾葦江
  • ○源平盛衰記と中世日本紀 黒田彰
  • ○『源平盛衰記』と新楽府注釈 岡田三津子
  • ○太平記と三国志 増田欣
  • ○中世新流行の詩集・詩話を典拠とする『太平記』の表現 柳瀬喜代志
  • ○『義経記』への視点 村上学
  • ○中世軍記物語と和製類書 村上美登志
  • ○甫庵本『信長記』に引用されたる『管蠡抄』 鈴木望

第16巻 俳諧と漢文学

汲古書院刊

6311円

1994年5月刊

ISBN:4-7629-3240-X

  • ○俳諧と漢詩 日野竜夫
  • ○松永貞徳の漢文学 小高道子
  • ○風雅論 揖斐高
  • ○近世堂上和歌と漢詩表現 鈴木健一
  • ○俳諧と『二十四孝』 母利司朗
  • ○『漢和三五韻』の周辺 深沢真二
  • ○芭蕉と杜甫 黒川洋一
  • ○芭蕉から徂徠へ 高橋博巳
  • ○木門の詩と詩論 杉下元明
  • ○許六『和訓三体詩』をめぐって 村上哲見
  • ○其角・草廬・蕪村 藤田真一
  • ○蕪村と漢文学 安保博史
  • ○幕府儒者の賀箋について 荻生茂博
  • ○西湖と不忍池 金文京

第17巻 江戸小説と漢文学

汲古書院刊

6311円

1993年5月刊

ISBN:4-7629-3241-8

  • ○朱舜水の「勉亭林春信碑銘」一件 徳田武
  • ○江戸漢詩文における富士山詠の展開 池沢一郎
  • ○混沌風雅 水田紀久
  • ○『拙堂文話』版本について 直井文子
  • ○儒者の怪奇趣味 福島理子
  • ○中村仏庵の文事 1 ロバート・キャンベル
  • ○御伽草子と中国説話 浜中修
  • ○仮名草子故事説話集と中国説話 花田富二夫
  • ○女訓物仮名草子における『列女伝』受容 三栖隆介
  • ○白猿伝説と庭鐘の翻案作 閻小妹
  • ○式亭三馬と『杜騙新書』再論 井上啓治
  • ○『南総里見八犬伝』と『孟子』 播本真一
  • ○八犬伝拾零 小川陽一
  • ○萩原広道の『通俗好逑伝』 得丸智子
  • ○合巻『金瓶梅曽我賜宝』考 高橋則子

第18巻 和漢比較文学の周辺

汲古書院刊

6311円

1994年8月刊

ISBN:4-7629-3242-6

  • ○中国古典学と日本の文献 坂田新
  • ○『香字抄』の引用書について 米山敬子
  • ○異体字同定上の問題点 西原一幸
  • ○日本に伝来した類書とその効用 杤尾武
  • ○中国故事の古層と新層 相田満
  • ○『遊仙窟』注の世界 柳瀬喜代志
  • ○教訓抄を通してみた平安朝の舶載楽書について 宮崎和廣
  • ○『西遊記』受容史の側面 堀誠
  • ○俳句と漢訳・漢詩・漢俳 李芒著 鈴木義昭訳
  • ○中国における日本古典文学の翻訳と研究 続 坪井佐奈枝
  • ○造寺供養願文の世界 細田季男
  • ○慶応義塾図書館蔵『性霊集略注』(翻印) 佐藤道生

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